sera KHテストは、観賞魚用飼育水の炭酸塩硬度(KH)を測定するための試薬です。このテストキットは、淡水および海水中の炭酸塩硬度(KH)を最大約390°dKHまで測定することが可能です。
ディスカスの飼育においては、KH(炭酸塩硬度)が最低でも4〜5°dKH必要です。しかし、消化バクテリアや二酸化炭素との反応でKHは毎日約1°dKH低下します。KHが低くなるとpH値が急激に変化する危険性があるため、安定した飼育水を維持するためにはKHポーションの使用をお勧めします。
sera GHテストは、観賞魚飼育用の水の総硬度(GH=ミネラル)を測定するための試薬です。このキットを使用することで、淡水中の総硬度(GH)を最大で約420°dGHまで測定することが可能です。
熱帯性淡水魚の主な生息地の多くはミネラル分に乏しい土壌ですが、世界中の大部分はミネラル豊富な土壌に覆われています。雨が降ると、土壌のミネラル分が水に溶け出し、水を硬水化させます。
また、ディスカス飼育においてはgH6〜10°(ドイツ硬度)が理想ですが、日本の水道水の平均硬度は3°です。そのため熱帯魚はミネラル欠乏症になり、病気をしやすくなるため、ミネラル豊富な水質調整剤をご検討ください。